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先日のしんちゃんブログ、お題は「スケルトン」
たしかに、透明なものの持つ魅力ってありますよね。
さてさてさて、
ではでは、植物の世界ではどうか?
透明な植物ってあるんだろうか?
素朴な疑問です。で、検索してみた結果の結論。
「(完全に)透明な植物は無い」
ま、当然ですよね。
透明だったら、光合成できないですもんね。
あとは細胞壁による光の乱反射とか、いろいろ理由はあるようです。
ということで、もっともイメージ(スケルトン)に近かった植物がコチラ。
ハルオチアの一種。最近、静かなブームといわれる多肉植物です。
他の写真など。
う~ん、フォトジェニック。
多肉植物ってコレクター心をくすぐるアイテムです。
幾何学的で無愛想な外面なのに、どこか癒し系。
栽培は簡単らしいので、みなさんお一ついかがですか?
enoki
さてさて、日曜日はバイクでヒストリックスミーティングに参加してきました。
ゴーグルもせずに高速を走ったせいで、顔がパリパリでございます。
詳しい報告は、後日、nishiさんブログにて
ヒストリックスの皆々様、おつかれさまでした、また走りましょう!!!
昨日のしんちゃんブログの予言どおり、
今日は、冷たい雨の一日となりました。
こんな雨の日は、
愛チャリ“Bincchi”を置き去りに、押しつ押されつの電車通勤
中吊り広告にもすぐ飽きて、
気になるのは、今日の仕事、そして、今日のブログ!!!
(ええっと、春の雨→雪解け雨→福寿草、ユキワリイチゲ...
あかん、最近みてないし、写真もないやん...)
(ええっと、春の雨→ゆきどけアメ→暖冬とかけて「雪どこけ?アメ」...
あかん、死んだらええねん、オレ...)
不毛な時間を乗せて、進むのは電車、停止状態の思考。
閑話休題。
電車の中、頭に浮かんだのは頼れる大先輩からの植物ネタ。
先日の打合せ、大先輩U戸さんとの喫茶店での会話。
「なぁ、1月に山で真っ赤な紅葉みたいに見える樹木って知ってる?」
「???」
まったく、答えが浮かんできませんでした。
(正直、なぞなぞかと思った...)
その場で答えも教えてもらったのですが、
スミマセン、初めて聞く樹木でした。
後日、ありがたいことに写真を送っていただきました。
電車から見つけた場所に、わざわざ車で出かけて撮ってきてくれたそうです。
そして、その写真がコチラ↓
で、拡大したのがコレ↓
タマミズキ モチノキ科
学名:Ilex micrococca
正解は「タマミズキ」
確かに、赤い!!! これなら紅葉と間違うのもうなずけます。
この赤色の正体は、実はタマミズキの実だそうです。
タマミズキは京都の東山周辺に多くみられるのだそうです。
僕も京都には3年住んでいたのですが、ぜんぜん気付きませんでした。
いやーはずかしい。
U戸さま、ブログネタをどうもありがとうございました。
ひとのふんどしでも平気でスモウをとる“みどり通信”
まだまだ、続ける気マンマンです。
enoki
事務所の2階で図面を書いていたら、
下の階から、いいにおいが立ち昇ってきました。
耳をすませると、ジュージューと何かを炒める音...
空腹につられ、こっそり様子を見に行くと、
Gyanが、先日の大根の葉っぱを炒めてました、ナイス!!!
「もうちょっと水分飛ばすんですよ!」
とか、言っちゃってるのをムリヤリ奪ってきたのがこちら。
つまみ食いのため、コーヒーカップに入ってるのはご愛嬌
大根の葉っぱ、炒めたんっておいしいですよね。
ほんのり残った苦味がなんともいえません、野趣あふれる味。
フキノトウに、ノビル、コシアブラ....
温くなって、春がきたら、香りのよい山菜をクチいっぱい頬張りたい!!
enoki
「家栽の人」、マンガです。
~家庭裁判所の裁判員であり、植物好きの主人公、桑田義雄を通じて
裁判所を訪れる人々の人間模様を描いた、ココロあたたまる物語~
このマンガ、なぜに、“みどり通信”かというと、
実は、物語の中で、植物が毎回、重要なキーワードになってるんです。
(「美味しんぼ」における植物の関係といったらわかりやすい???)
出てくる植物は、カタクリ、クロマツ、クスノキ、サザンカ...など約150種、多種多様。
ぼくが、このマンガをはじめて読んだのが学生時代。
「植物の名前が覚えられへ~~~ん」って言ってたのを見かねて、友達が貸してくれました。
植物の名前って、なにかきっかけがないと覚えにくいですよね
このマンガなら、ストーリーと植物が一致するからおぼえやすい!!!
先日、急になつかしくなって、全巻まとめて購入
いやぁ、いま読んでも、なかなかおもろい。
「家栽の人」、植物好きへの第一歩、入門編の入門編としてオススメであります。
enoki
※ブログ書いていて、初めて気付きました。
×家裁の人 ⇒家庭裁判所の人
○家栽の人 ⇒家庭裁判所に働く、植物栽培の好きな人
だったんですね。ダジャレやん...
最近、ふと、ギモンに思ったこと。
「1年間に食う野菜、何㎡あったら生産できるんやろう???」
というのも、
・この寒い季節、野菜を買いにスーパーに行くのが面倒クサイ
・ベランダにいつでも新鮮な野菜があるとウレシイ
・うまくいくと半分ぐらいは作れるんちゃう???(ベランダ広いし...)
の都合のよい3段活用。
というわけで、試算、概算
農林水産省の統計データによると
平成19年産の野菜(39品目)の年間作付面積は
・根菜類...ダイコン、カブ、にんじん、ゴボウなど
184,300 ha
・葉茎菜類...はくさい、キャベツ、ちんげんさいなど
179,300 ha
・果菜類...キュウリ、ナス、トマトなど
109,300 ha
・香辛野菜...ショウガ
1,870 ha
以上を合計して、474,770 ha ⇒だいたい47.5万ha
同じく農林水産省の統計データから、
・日本の野菜の食糧自給率(H18) 79.3%
なので、全日本人が必要とする野菜作付面積は
・47.5万ha ÷79.3% =59.9万ha
これを日本の人口、1億2770万人で割ると
・59.9万ha ÷1億2770万人 =0.0469ha
1haは1,000㎡なので......でました!!
日本人一人当たり、一年間に食うための野菜の延べ作付面積は、
Ans. 469㎡ (≒22m×22m)
ここから、もっと大胆に数字を触ると...
○がんばって1年間に3回、収穫する(畑を3回使う)。
・469㎡÷3=156㎡
○せっかく作っても、商品にならなくて2割ぐらい廃棄してるんちゃうん!?(捨てる分も喰うよ!)
・156㎡×0.8=125㎡
○そういえば、野菜の30%ぐらいは残ぱんになるんやったっけ。無駄なく食べよう!
・125㎡×0.7=87.5㎡ (≒10m×9m) ...
え~、結論として、
ベランダで一年分の野菜を育てるのはかなり無理がありました...
87.5㎡って...家が建つやん
ちなみに、ショウガだけでも栽培するのに□600mmの畑スペースが必要です。
そんなに食ってるんか?ショウガ!?
それでもあきらめきれない、ベランダ野菜。
とりあえず、新鮮さが命の薬味系(ネギ、シソなど)と
大好きなトマトぐらいからはじめたいな~と思ってます
和想の畑でとれた季節外れのシシトウ。こいつも食わねば!!!
↓
enoki
寒い!!!
こんなに寒いと家の外に出たくなくなります
きのうは、家でぬくぬく読書。
ずっと気になっていた、「つん読(どく)本」をまとめ読み。
その読んだ本の中からタイムリーなお話。
「植物は、いかにして寒さから身を守るか???」が、今日の主題
植物にとって、寒さによる一番の被害が「凍傷」。
その凍傷から身を守るためにさまざま知恵があるんです。
たとえば、シラカバや、サトウカエデ。
これらの樹木は、自らの樹液の糖分を高めることによって、樹液の凍結を防ぎます。
(※車のラジエーターに不凍液をいれるイメージ!?)
このことを利用して、シラカバからはキシリトール(甘味料)、
サトウカエデからはメイプルシロップが作られるわけです。
そんな寒い地方で生きる植物たちのなかでも、すごいなーと思ったのがコイツ。
その名も「セイタカダイオウ」です。
この植物、何がすごいって、自分で温室をつくっちゃうんです。
で、その姿がコレ。
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セイタカダイオウ
タデ科 Rheum nobile
ヒマラヤ高山帯に見られるこの植物は高さ1~2mと超巨大。
(まわりの高山植物は5~10cm程度)
花穂をつけた自分の体を半透明の白い葉でおおってしまいます。
この外気から遮断された温室のおかげで標高4200mでもぬくぬく。
おまけに、寒さに追われた虫たちも集まってきて、受粉までおこなってくれて、一挙両得
自らを建築してしまう植物、「セイタカダイオウ」。
植物界の巨匠でございます。
enoki
奪われちゃったみたいです...オカブ
でも、自覚症状がぜんぜん無いので、いつものようにすすめて行きます、みどり通信
あっ、お兄様、さくっと回答ありがとうございました。
もつべきは頼れる上司、おかげさまでヨーロッパまで行かなくてすみました。
「病は気から、探し物は足もとから」
コメントで補足を加えていただいた84motor様も、ありがとうございました。
さてさてさてさて、
先日のブログで書かせていただいた「瑠璃光院」を見にいってきました。
「瑠璃光院」
~瑠璃の庭~
瑠璃光院は京都、出町柳から叡山電鉄に乗りかえて叡山本線の終着駅、
「八瀬叡山口駅」というところにある、比叡山のふもとのお寺さんです。
残念ながら紅葉のピークは過ぎてしまっていたのですが充分、堪能できました。
すばらしいお庭でした。
一番印象に残ったのが「瑠璃の庭」、上の写真のお庭です。
パンフレットによると、
「築庭は佐野藤右衛門一統、大正末から昭和のはじめにかけての造営」 とあります。
ちなみに建築は中村外二、京数奇屋の名人と評される人です。
このお庭、構成は非常に「簡潔」です。
背景となる比叡山の自然林。
手前に苔のじゅうたんを広げたような平庭。
そして、お庭のまわりにはイロハモミジがぐるりと植栽されています。
このモミジが平庭と背景の山の緑を結び付けてくれています。
平庭には、大きな石も、主木となる樹木もありません。
緑の苔の他には、一本のせせらぎと一本の砂利道だけ。
せせらぎと砂利の野道は、
つかず離れずのキョリを保ちながら、2本の曲線を形づくっています。
せせらぎの幅は、ほんの20cm程度。
このせせらぎ、実は、本来の山の斜面方向とは逆の方向に流れていきます。
大きく弧を描きながら、書院の前を横切って流れゆく水の流れ。
このお庭で唯一、「作意」の感じられる要素です。
僕はこのお庭、非常に「いき」なお庭だなぁと思うわけです。
このお庭、自然景観ではありません。明らかに人の手が加わっています。
ただ、そこには、築山や立石、灯篭などの石造物といった“ものをいう”要素が何んにもない。
つまり、何かを主張したり、何かの象徴だったり、そんな要素が何んにもないわけです。
では、作庭者は何をみせたかったのか?
苔の中を流れる美しいせせらぎを強調して見せたかったのか?
それも、正解ではない、ように思います。
なぜなら、そのような“魅せる”つくりになっていないから。
ここから、ぼくの推測と感想です。
おそらく、作者は大正時代に、それまであった庭園の決まりや概念、約束ごとを「ヤボ」なものとし、
そんなものとはすっぱり縁を切った、数寄者の「いき」な空間を作りたかったんじゃないかなぁと思うわけです。
時に、主張しすぎるモノは、「ヤボ」になります。
このお庭においては、作者の意図や表現技術でさえ抑制されるべき要素だったとおもいます。
表現せずに表現する、主張するもの、魅せるものを使わず、ただただ美しい空間を構成する。
そんな美学、「いき」だと思いませんか?
それでは、唯一の「作意」である“せせらぎ”はなんだったのか?
僕は、それが作者の抑えようとして抑え切れなかった「色気」だと思うんです。
そして、その「色気」が、この庭を、ことさらに「いき」なものにしているんだと思います。
「数寄者の“いき”の美学」と「にじみでちゃった色気」、お庭から受けるそんな二つの印象が、
かっこええし、また、かわいいなぁと。。。 しみじみタンノウさせていただいた一日でした
←お庭を眺めながら飲むお抹茶も、おいしかった
enoki
ところで、九鬼周造という方が明治の終わりに「いき」についての考察をまとめた、
『「いき」の構造』という本を書いていらっしゃいます。
おもしろいので興味のある方はぜひ!!
←趣味の直六面体
(「いき」の構造 九鬼周造著 より)
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