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先日、とあるデザイナーさんからコンペがあるので、庭の部分手伝ってくれない?と声をかけていただいた。
もちろん即答した。
場所は外国。どこかはいえませんが。。
ここで近年の店舗内装における和のデザインについて改めて考えた。
その方との打合せのために書いたmemoの一部。
「No Function の時代」
本来、機能を追求することで生まれた日本の様式美。
近年、そのカタチが「和」のdetailとして認識され、機能が不要な場合でもアイテムとして活かされることが多々ある。これは、生活様式の多様化と生活環境の向上から不要となった和の伝統技術をdesignとしてとらえ、新しい価値を発想するという点では非常に興味深い。また、本来のdetailをdeformし、空間の新たなインパクトとすることも見かけられる。
「No Functionでは理解できない?」
一方、「庭」においては、生活様式の変遷に伴い庭スペースの縮小または削除が進むが、その代わりにある一定規模以上の和の庭においては、昔から求められる機能には大きな違いはない。
和の庭における近年での新たな試みは、鉄やガラスなど、本来用いなかった素材を使うことや、様々なモノを排除してよりシンプルな構成とすることなどである。これらのことからも、まだ庭では多少変わった空間づくりは出来ても、空間やモノから機能を除いてデザインするには至っていない。
特に今回は立地が国内ではないということもあり、あまり懲りすぎると理解できないのではないか。また飽きられるという危惧もある。
この後、コンセプトに続く。書けないけど。。。コンペなので。。
こんなことを考えていると、「No Functionではデザインが進まない」頭の固い自分に気づいたりする。。
パブリック空間とは違い、クライアントの意向がはっきりしている店舗(住宅も同じ。集客が求められないだけさらに明確)なんかでは、なんでも可能。なはず。。
またまた課題です。
「存在」という機能をもったモノが活きる庭。
いいかも。
とりあえず、No Functionじゃないし。。。
nobu
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