いかんともしがたい性格

 今日、とあるアンケートに記入したところ、「自分の苦手なこと」を書く欄がありますた。


そこんとこ踏まえて次の記事。




これは先日、世界のどこぞで本当に起こった事故の話。



ある男性が運転中。

時速65kmで暴走するトラックを発見。

並走してみると運転手はハンドルに突っ伏してる。

発作だろうか。どうやって助けよう。

彼は自分の車をそのトラックの前に出し、トラックを後ろから追突させて減速、

停止させたということでした。




うん。美談です。勇気ある行動ですね。



だけどこのお話。勇気は勇気でもただの勇気ではないところがニュースになってます。



この助けたほうの運転手。実は戦闘機のエンジニア。

アタマい～い方。



発見の瞬間、どうやって助けようか考えたところ、


「彼よりちょっとだけ遅く走って追突させたならば、その速度差は時速5km以内。

衝撃もたいしたことはなかろう」


ということで前に出たのだと。

彼の言葉を借りれば「物理の基礎」なのだと。




・・・・・・・まぁ、冷静に考えれば当たり前ですわね。



でもやっぱ勇気のいることには違いないし、同乗者は居たらしいし

まず、そんな緊急時にそんなこと思いつくのか。

思いついてもどっちかというと感覚的なもので、そんな計算高いプロセスで思いつくかということ。



僕はこの手の美談が好きです。

ただの勇気ではなく勝算をもった勇気。



いや、もちろん勇気だけでもスゴいんですが、私は意気地なしなのでどうしても

勇気のみの結果には、尊敬はできても共感はできません。



逆にこの人のような普段培ってるものに裏打ちされたものから産まれる考えと

勝算の上にあるさらなる勇気に『カッチョエー！！』とか思うのです。
































写真は生還した両運転手のツーショット。



さてここで話を戻します。


「私の苦手なこと」



わたしはあまり　「気がききません。」



「見てないで手伝ってよ！」とか言われるタイプです。


がんばって予測能力を働かせてみて、はじめて動いてみようとする程度で

考えるより動く！　という、つまりは本能で体が動くタイプではないです。




そんな私、先ほどの美談に自分を重ねてみました。




まず、本能で車を前に出すタイプではないわけです。すでに。


次に今回のエンジニアのようにちゃんと勝算を導き出すか。


。。。けっこう導き出すタイプだと思います。冷静なほうですし人より考える時間長いですから。



ではその上で車を前に出すか。





出せないと思います。




まずバックグラウンドに裏打ちされた自信はないから。記事の人の場合はエンジニアでした。

そんなスピードで考えられることもなければ　「やはり机上の空論のようには。。。」

なんて考えはじめるタイプです。


勇気以前の問題山積みであります。




あー　つまりはダメダメです。メンドクセーやつだなー。



へこむわー。これ。そーとーへこむわー。助けられへんってへこむわー。




ごめんなさい。今日は美談の紹介のつもりが私事になってしまいました。

ネタのない日はネガティブなことしか思いつきません。



話変わって昨日のきよし君の記事。青い字で書かれてたリンク先は

http://www.b-mania.jp/

です。おもしろ物件専門サイト。いろいろございます。


den