2009.6.22 モノの値段

先日、たいへん美味しいものを食べた。

 

 

 

それは、フリーターと呼ばれる人のほとんどの人が一日働いても得られないほどのプライスでした。

 

しかし、おなじくモノを造る立場としてオーナーシェフの身になったとき、

 

その値段で供することができるというのはスゴイ！。まだ安い！。

 

と思うほどの手間のかかりようであり美味しさなわけです。

 

 

 

並々ならぬ努力と才能と苦労のあげく出されたものを人が一日働く代価を以て単時間で消費する。

 

 

 

これと同じようなことが世の中にはいっぱいあって、そんなことに出会うと結構いらないことを考える。

 

週刊のマンガ雑誌を買ってみる。嗚呼おもしろきONEPIECE。なんでこんなに安いのか。

 

これまた立ち読みで済ませちゃう時なんぞ冷静に考えると犯罪ではないのかとまで思う。

いや、わかりますよ、いい歳なもんで。コミックス全巻買って協力してますから。

 

 

 

んでもって電車にのる。

 

なんで250円でこんなに遠くに来れるのに隣の駅まで200円なのか。

 

 

 

いや、わかりますよ、いい歳なもんで。理屈では。

 

それでも腑に落ちない何かが残るんですよ。

 

 

 

朝、缶コーヒー飲んで出掛け、ホテルのロビーで待ち合わせ。またコーヒー飲んでみる。

腑に落ちないプライス。

 

 

いや、わかりますよ、いい歳なもんで。くつろぎの空間を造ることに一役買う生業ですから。

 

 

 

 

 

数万円のものを7割引のバーゲンで買ったりしたときなどとても幸せ。

しかし何か「？」が残る。

 

1万円のTシャツと500円のＴシャツが我が家で同じ洗濯機に回されてるときとか。

 

 

いや、わかりますよ、いい歳なもんで。一応デザインが生業ですから。

 

 
 

 

で、こないだのマグロ。皆さんありがとうございます。ちゃんとありつけました？

 

もし行きわたらなかった人、いらっしゃったらゴメンナサイ。次回は必ず。

 

あのマグロ。実際のお値段はさておき、安かったんだと思うのです。

 

皆さん笑顔で食べていただけました。だから。

 

どっかのCMじゃないですけどプライスレスでした。

 

 

世の中はプライスレスなものをどれだけ見込まれるかにプライスがつけられ、

 

予想に反しにくい、裏切られないものに対価が払われる。

 

 

 

きっとこの豆腐は美味しいであろう。きっとこの映画は面白いであろう。

 

 

で、それでも裏切られつづける存在。それが宝くじ。

 

お金を夢に変換。ここでもまた「？」。オラ頭ダイジョブかと思う。

 

 

 

 

あ、今日のブログ。何が言いたいの？って感じになってますね。

 

たんに、「モノの値段ってなんだろう？」



とハートで考えるといろんな「？」があるな～とういうことだけなんですが、

 

和想もモノを売って暮らしーの。

デザイン売って暮らしーの。

お金貰いーの。

 

でも和想は宝くじではないのですから、裏切りたくないのです。
 

こないだパーティーに来てくださった方々を。

 

 

 

8年目がんばります。

 

 

 

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